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コロナ禍での大規模修繕工事の疑問にお答えします

マンション コロナ 大規模修繕工事
マンションは、そもそも都市化により発展してきた住居スタイルですので、都会に多く存在します。
新型コロナウイルス感染者数も都市部の方が多く、大規模修繕工事を計画しているマンションにお住まいの方、特に理事・修繕委員の方々は、頭を悩ませていることと、ご推察申し上げます。

新型コロナウイルス感染問題は、マンションにお住いの方々・管理組合に様々な影響を与え、検討課題を残したように感じます。
そんなコロナ禍での大規模修繕工事について、皆様方の疑問にお答えします。
マンション コロナ 大規模修繕工事

1. 関係省庁の国土交通省の見解は?

2020年8月25日付の国土交通省不動産・建設経済局建設業課長から建設業者団体の長宛に、下記の通り通知が有りました。
「事業者及び関係団体は、今後の持続的な対策を見据え、業種ごとに策定される感染 拡大予防ガイドライン等を実践するなど、自主的な感染防止のための取組を進める」 とされており、また、建設現場における「三つの密」の防止対策については、これま でも「建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(令和2年5月 14 日(令和2年7月1日改訂版))」等の周知・徹底を図ってきたところです。
この意味する事は、建設業:マンションの大規模修繕工事・設備工事等は、感染防止対策をしっかり行い、実施可能であると判断されたことになります。

参照:国土交通省ホームページ記事

2.マンション大規模修繕工事の団体見解は?

国土交通省から要請を受けたマンション修繕団体のマンション計画修繕施工協会では、マンション大規模修繕工事における新型コロナウイルス対策ガイドラインを策定致しました。
この対策ガイドラインは、内閣官房の業種ごとの感染拡大予防ガイドライン一覧にも記載されています。
本ガイドラインは、私も参加させて頂きました新型コロナウイルス対策特別委員会構成メンバーが議論し策定に至りました。
現場対応・感染防止対策の基準が詳細に掲載されていますので、ご一読お願いします。

マンション計画修繕工事における新型コロナウイルス対策ガイドライン

マンション計画修繕施工協会(略称MKS)は、平成20年(2008年)12月にマンションの大規模修繕工事に取り組んできた全国の経験豊かな改修専門工事業者が一堂に会し、マンションの長寿命化を図るべく個々の業界団体では為し得ない新しい形の組織を立ち上げ、マンション改修業という業種の確立に努めている団体です。
そして、平成26年(2014年)9月には国土交通省の住宅リフォーム事業者団体登録制度の第1号として登録され、国の指導の下、皆様の大切な住まいの維持保全を図り、安心して工事をお任せ頂ける保証制度の確立、快適な暮らしのできる居住環境を提供すべく工事施工のよりレベルアップを図る等、関係者の要望に沿った事業を推進し、団体事業の成果を広く社会に還元しています。

3.弊社:建装工業工業の新型コロナウイルス感染予防の取組とは?

建装工業株式会社では、営業・工事等は、基本的に上記マンション計画修繕施工協会策定の、マンション大規模修繕工事における新型コロナウイルス対策ガイドラインに沿って感染防止対策を行いながら活動をさせて頂いています。

【全体取組】
コロナ対策に特化した危機管理対策室を設置し、全国から リモートミーティングで各種情報収集、社内対策・通知の検討と実施、作業所・協力会社向け各種啓蒙と現場での対応方法の周知、テレワークの推進、罹患者発生及び濃厚接触者疑義の場合の対応と現場等での消毒作業部隊の編成、社内BCP(事業継続計画)の見直し等を行ってきました。
現在36回(2020年10月1日現在)開催し、今後も 開催頻度を低減しながら継続していく予定です。

【ヒアリング・定例会議等】
Google Meet、CISCO Webex Meetings、 ZOOM 等を活用したリモートヒアリングを一部 実施し、非接触環境下においても顧客コミュニケー ションを実現しました。 ただ通信環境等に影響されやすいという点が今後の課題です。

【作業所における対策】
作業員乗り込み時の体調確認と報告、手洗い・うがい・咳エチケット対策、熱中症対策と してフェイスシールドやマウスシールドの採用、これら対策ポスターの掲示、3 密を 避ける措置(時差休憩やゾーニング等)、アルコール・マスクの現場常備、非接触型入退室管理検温システムの一部試験導入( AIによりマスクを着用していても人物の確認が可能)、又設定値以上の体温やマスク未着 用者を検知し現場責任者に通知することも可能となっています。
(弊社関連会社 ダックビル社開発システ ム)

4.コロナ関連KENSO-Magaizne過去記事一覧


《この記事のライター》
吉田 秀樹
建装工業株式会社 MR業務推進部 統括部長
愛知県出身 職能能力開発総合大学校(当時:相模原市)卒業
マンション管理士・一級建築施工管理技士・マンション維持修繕技術者を有し、大規模修繕工事の営業に従事した経験者・編集長

(2020年10月12日記事更新)

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