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新型コロナウイルス マンション内で感染者が出てしまったらすること

新型コロナウイルス マンション
2019年末から、新型コロナウイルスが世界中で拡大しています。
まだ収束の様相を見せない中、この記事をお読みいただいている皆様も、大変な毎日を過ごされていると思います。
新型コロナウイルス感染症に罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、医療関係者等の皆様には、感謝と敬意しかありません。誠に有難うございます。

今回は、お住まいのマンションの中で、新型コロナウイルス感染者が確認された時に、どうすれば良いのかについてご説明いたします。

目次
1. 感染者は、マンション内ではまず理事会に報告を
2. 感染者が出てしまったら、消毒ってどうやるの?
3. 消毒は自分でできないの?
4. 感染者が出てしまった時でも、冷静に適切な対応を

1. 感染者は、マンション内ではまず理事会に報告を

マンションは共同住宅ですので、エントランスや集会室などの共用部を持っています。
マンションにお住まいの方の中から新型コロナウイルスの感染者が出てしまったとしたら、エントランスのドアやインターホン、エレベーターなどにウイルスが残っているかもしれない、ということになります。様々な人が通る場所や触れる部分は、すぐに消毒した方がいいですよね。

ご自身やご家族の感染が分かったら、すぐに理事会に報告しましょう。
消毒作業をするのも、マンション館内へ広報するのも、まずはマンション管理組合のしかるべき部門が主導することとなります。理事会であることが一般的ですが、専門に委員会を立ち上げるなど、既に体制を整えている管理組合であれば、そこが窓口となるはずです。言い出しにくいかもしれませんが、マンション内での感染拡大を防止するためにも、大変重要なことです。

マンションによっては、理事会や管理会社が協力し合いながら、こうした連絡系統を確認して広報しているところもあるでしょう。
居住者の方は、今までの各種連絡の中にこうした連絡が来ていないか確認しておきましょう。
いざ感染が分かってしまった時には、速やかに報告することが大切です。

また、マンション内への広報の方法にも注意してもらいましょう。
感染者を過剰に差別してしまうようなことが無いよう、感染者がお住まいのお部屋番号など個人が特定されないように注意して広報してもらうのが望ましいですね。

2. 感染者が出てしまったら、消毒ってどうやるの?

新型コロナウイルス マンション
感染者が出たことが分かったマンションでは、まず所轄の保健所に相談しましょう。
消毒方法について、具体的な指示等を受けることが出来ます。また、実際の消毒作業については、保健所が手配してくれるわけではありませんので、管理組合が直接依頼することとなります。

消毒の会社と言われてもすぐに思い浮かぶ会社は無いかもしれませんが、日本には公益財団法人 日本ペストコントロール協会という協会があります。
「ペストコントロール」とは、ねずみやゴキブリ、O-157など、人の体に悪影響を及ぼす生物について、人体に影響がない程度になるまでコントロールする技術のことを指します。消毒を手がける会社は協会のホームページから探すことができます。

公益財団法人 日本ペストコントロール協会 公式ホームページ
※「あなたの街のPC業者をご案内いたします」からお近くの会員企業様を探すことができます。

なお、感染者が出た場合の消毒は義務化されているわけではなく、消毒にかかる費用は依頼者の負担となります。

3. 消毒は自分でできないの?

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ニュース番組では、消毒液を機械で噴霧している映像が流れています。
消毒といえばこれを思い浮かべるかもしれませんが、同じことをご自分でやるのは難しいですよね。感染者が出た場合には、専門家による消毒作業をおすすめしますが、感染者は出ていないけれど消毒したいという方も多いでしょう。
そういった時の消毒の方法についてご説明いたします。
先にご紹介した、公益財団法人日本ペストコントロール協会では、「新型コロナウイルス 自身で行う消毒マニュアル」を公開しています。

【4/6更新】「新型コロナウイルス対策 自分で行う消毒マニュアル」 を掲載しました。 (3/4公開)

こちらは、あくまでも新型コロナウイルス陽性の方の滞在が確認されていない場所においてのマニュアルです。
また、まだ分からないことの多い新しいウイルスに対する内容なので、今後も更新されることが予想されます。
常に最新版であることを確認しながらのご利用をおすすめいたします。

4. 感染者が出てしまった時でも、冷静に適切な対応を

「まさか自分がなるなんて思っていなかった」感染者からはそういった声が聞かれるようです。
手洗い・うがい・マスク着用や外出の自粛などの予防策を行っていたとしても、感染経路の分からない感染者が日々増えています。
もし感染してしまったら、マンション内では何をしたら良いのか、予め確認しておくことで、迅速で適切な対応を取ることができます。

《この記事のライター》
大塚 麻里絵
建装工業株式会社 MR業務推進部所属
埼玉県出身 東京理科大学理工学部建築学科卒業
一級建築士・一級建築施工管理技士を有し、大規模修繕工事現場にも従事した経験のある女性技術者・ライター

(2020年4月27日記事更新)

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