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カーテンだけじゃない? マンションの窓まわりを彩る窓装飾リフォーム

窓装飾

在宅勤務などで家にいる時間が長くなると、徐々に仕事へのモチベーション維持が難しくなることがあるかもしれません。そのような場合、気分転換を兼ねて部屋のインテリアを変更してみるのもよいでしょう。おすすめは、大がかりなリフォームをしなくても手軽に部屋のイメージを変えられる、カーテンやブラインドなどを用いた「窓装飾リフォーム」です。

今回は、マンションの窓まわりに使いたい窓装飾の種類と選び方についてご紹介します。

■目次
1. 窓装飾でお部屋のイメージチェンジ
2. こんなにある窓装飾の種類
3. おうち時間を快適にする窓装飾選びのヒント

1. 窓装飾でお部屋のイメージチェンジ

「窓装飾」とは、窓まわりのインテリア製品のことで、カーテン以外にもいろいろな種類があります。窓まわりの演出に関するニーズは増えており、2014年には、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会より「窓装飾プランナー」という資格が創設されるなど、近年注目されています。

長時間、家で仕事をしているとオンオフの切り替えが難しくなり、作業効率が下がってしまうことがあります。
そのような場合、仕事をする部屋はオフィスライクに、寝室などは落ち着きのある空間に、といったように、部屋の用途や目的に合わせてインテリアを演出すれば、生活にもメリハリがつくのではないでしょうか? 特に、窓まわりの装飾を変えるだけでもお部屋のイメージは大きく変わります。

2. こんなにある窓装飾の種類

それではまず、窓装飾の種類についてご紹介します。

《主な窓装飾の種類》
・カーテン:一般的な左右に開閉する布製の窓装飾
・ローマンシェード:布を蛇腹に折り畳み上下に開閉する窓装飾
・ロールスクリーン:布を巻き取って上下に開閉する窓装飾
・ブラインド:水平方向に羽根(スラット)を並べた上下に開閉する窓装飾
・バーチカルブラインド:垂直方向に羽根(ルーバー)を並べた左右に開閉する窓装飾

<カーテン>

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代表的な布製の窓装飾で、厚地ものとレースなど薄地のものをセットで窓の上部のレールに取り付けて使うのが一般的です。
色や柄が非常に豊富で選択肢も多く、取り付けや取り外し、開け閉めが簡単で、室内の保温性も高いのが特徴です。
多くの製品がクリーニングまたは家庭での洗濯が可能な点もメリットといえます。

<ローマンシェード>

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シェードカーテンとも呼ばれ、昇降装置によって布を水平にたたみながら開閉させます。窓の大きさに合わせて受注製作することが多く、カーテンと同じ布でコーディネートできるのも利点です。
人がよく出入りする窓には不向きで、製品によってクリーニングや洗濯ができるものとできないものがあります。

<ロールスクリーン>

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布製のスクリーンの上部に巻き取り用パイプを取り付け、コードを使用してスクリーンを巻き上げたり、引き下げたりして開閉する。閉めた状態ではフラットになるので、壁面のようにすっきりしたイメージになります。そのため、部屋の間仕切りや目隠し用に使用する場合も多くあります。水回りで使用可能なタイプもあります。

人がよく出入りする窓には不向きで、クリーニングや洗濯ができるものとできないものがあるため、事前に確認しておく必要があります。

<ブラインド>

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水平方向に並べたアルミ製もしくは木製の薄く細長い羽板(スラット)を何枚もひもで組んで開閉装置に取り付けたものです。コードを使用してスラットの開け閉めや角度を変えたり、全体を巻き上げたり、引き下げたりして使い、日差しを遮りながら風を通すこともできます。素材によっては水回りで使用できるものもあります。

ただし、風が少し強くなるとブラインドが窓枠に当たって音が発生するため、気になる人もいるかもしれません。さらにスラットにホコリがたまりやすく掃除がしづらい点は留意しておく必要があります。

<バーチカルブラインド>

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幅の広いアルミ製や木製、布製などの羽根(ルーバー)を垂直に並べたブラインドで、天井を高く、部屋を広く見せる効果があります。見た目がスタイリッシュで光や風のコントロールがしやすく、スリット上に差し込む光の陰影はとても幻想的です。

反面、断熱性・遮光性はカーテンよりも低めで、風が強いとルーバーがバタバタと音を立ててうるさく感じる場合もあります。また、外から室内の様子を見られやすい傾向にあるため、視線を遮るためのレースをルーバーの間に挟んだ「センターレース」タイプもあります。

一昔前はオフィスやホテルなどでの導入がメインでしたが、近年はインテリアへの関心の高まりから一般住宅向けの製品も増えています。また、洗えないのが一般的でしたが、最近は布製の洗える製品も登場しています。

3.おうち時間を快適にする窓装飾選びのヒント

窓装飾を選ぶ際にまず考えたいのが、窓の開閉頻度です。窓の開閉頻度が高い場合は、手軽に開け閉めができるカーテンが便利で、開閉頻度が低い場合は、好みの窓装飾を選んで問題ないでしょう。

また、窓装飾を使う主な窓の種類には、「掃き出し窓」と「腰高窓(腰窓)」の2種類があります。それぞれのおすすめの窓装飾は下表のとおりです。

窓の種類 特徴 おすすめの窓装飾
掃き出し窓 壁面の床面まで開口部がある、人が歩いて出入りできる背の高い窓 ・カーテン
・バーチカルブラインド
腰高窓(腰窓) 壁面の大人の腰の高さぐらいにある一般的な窓 ・ローマンシェード
・ロールスクリーン
・ブラインド

窓装飾は素材や色などを考慮することで、イメージを大きく変えることができます。
例えば、在宅仕事をしている部屋のカーテンをオフィスに多いシャープなアルミ製ブラインドにして、 色は集中力を高めるといわれる淡めのブルー系や効率を上げるとされるベージュ系にすれば、仕事がはかどるオフィスライクな空間になります。一方で、リビングや寝室などリラックスしたい場所にはナチュラルな色調のバーチカルブラインドやロールスクリーンを使えば、ホテルライクで少しリッチなくつろぎの空間を演出できます。

このように、窓装飾は比較的手軽に取り組めるインテリアリフォームです。空間の雰囲気を一変し、シチュエーションや気分に合わせてイメージをコントロールすることが可能です。今回の記事を参考に、まずは一部屋でも窓まわりのインテリアを見直してみてはいかがでしょうか。

■あわせてお読みください。
・カンタン壁リフォーム! マンションの室内壁をおしゃれにする「貼るリフォーム」とは
・マンションの部屋をより暖かくするリフォームとは
・マンションのカビ対策! カーテンに潜むカビを撃退しよう


《この記事のライター》
熊谷 皇
建装工業株式会社 MR業務推進部所属
千葉県出身。鹿児島大学院工学研究科建築学専攻終了。専門は建築環境(温熱環境性能、住宅の省エネ性評価等)。住宅の省エネ基準検討WGの委員、建築環境省エネルギー機構・日本建築センター・職業能力開発総合大学校等の講習会講師の経験を持つ技術者。ライター。
※建装工業株式会社公式HPはこちら

(2021年9月13日新規掲載)
※本記事は掲載時の内容であり、現在とは内容が異なる場合ありますので予めご了承下さい。

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