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新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、居住空間の換気が促進されるようになりました。STAY HOME期間中や在宅勤務実施中に、積極的に窓を開けたりしていた方も多いのではないでしょうか。

今回は、マンションのお部屋の換気をするために欠かせない網戸についてご紹介していきます。網戸と言えば引き違い窓に付いているあれでしょ、と思うかもしれませんが、侮ることなかれ！最新の網戸には様々なバリエーションがあるのです。
ご紹介にあたり、網戸メーカーの老舗であるセイキグループさんの武蔵工場ショールームにお邪魔してきました。

目次
1. セイキグループとは？
2. お手入れ簡単！室内付網戸とは
3. 今の網戸から取り換えられる？
4. 他にもこんな商品が！
5. ショールームって誰でも行けるの？

「セイキグループ」という社名をあまり聞いたことがないという方も多いかもしれませんが、皆さんのご自宅の網戸も実はセイキグループの製品かもしれません。というのも、セイキグループには大手サッシメーカーやハウスメーカーとのコラボ製品あるからです。そのため、網戸本体には「セイキ」の名前は書かれていませんが、実はセイキグループ製の網戸が取り付けられているということもあるのです。

網戸以外にも、断熱・省エネ効果とデザイン性を両立させた『ハニカム・サーモスクリーン』というブラインド型の商品や、剛性とデザイン性を兼ね備えたデッキ材『ELAVELデッキ（選べるデッキ）』というエクステリア用建材など、クオリティの高い製品を製造・販売しています。

参照：セイキグループ　公式ホームページ

網戸といえば、部屋の外側にあって汚れやすい、取り外して洗うというイメージがありませんか。セイキグループでは、室内側に取り付ける網戸も製作・販売しています。
タワーマンションなどでは、強風により網戸の外れや破損の恐れがあるので、室内側に網戸が取り付けられていることがあります。
室内側の網戸は、落下による危険が少ないことに加え、不使用時は折りたたんだりできて汚れにくいという特徴もあります。
ただし、故障してしまった時に町の工務店やホームセンターでは取り扱えないという難点もあります。

セイキグループで製作している室内側の網戸は、手入れが簡単なことや自分で網を張り替えられるという特徴があります。
今回の記事でご紹介する、窓・ドア用横引きロール網戸『マドロール』は、使わない時には網の部分を巻き取って収納できるので不使用時は汚れの心配がありません。
また、汚れてしまった時も室内側から簡単に拭き掃除ができます。網が古くなってしまった時には、ドライバーだけで網を取り換えることができます。

今は一般的な網戸が取り付けられている窓や、網戸が無い窓でも室内取付網戸への取り換えや新規取り付けが可能です。対応できる窓の種類は、片開き窓、両開き窓、上げ下げ窓、滑り出し窓です。また、最大幅2700ミリメートル、高さ2600ミリメートルまでの窓に取り付けることができます。取り付けも比較的簡単な工事で済みます。室内取付網戸にしてしまえば、大規模修繕工事の時に網戸を取り外して保管する手間も無くなります。

参照：窓・ドア用横引きロール網戸『マドロール』
参照：大規模修繕工事中は、どうして網戸を外さないといけないの？

これまでにご紹介した『マドロール』以外にも、『ハニカム・サーモスクリーン』というブラインド型の商品も製作しています。
この商品はブラインドの中に複数のハニカム状の空気層を有することで、窓の断熱効果を高めてくれる商品です。ペアガラスや二重サッシにするよりも手軽に導入でき、柔らかな外観もあって人気を集めている商品とのことです。
特に天窓から入ってくる熱に困っている方には非常に好評を得ています。スイッチによる開閉式とすることもできるので、手の届かない天窓でも安心です。

ショールームといえば、キッチンやバス・トイレなどの水まわりの商品を思い浮かべるかもしれませんが、セイキグループでもショールームをいくつか用意しています。様々な種類の網戸やエクステリア商品などを、実際に動かしてみたりして体感することができます。

コラボレーションを行っていることから、大手サッシメーカーの方もやってくる場所ですが、もちろん一般ユーザーでも行くことができます。お近くにショールームがないという方は、WEBショールームもご覧になってみてくださいね。

参照：セイキグループ　ショールーム

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《この記事のライター》
大塚 麻里絵
建装工業株式会社　MR業務推進部所属
埼玉県出身　東京理科大学理工学部建築学科卒業
一級建築士・一級建築施工管理技士を有し、大規模修繕工事現場にも従事した経験のある女性技術者・ライター

（2020年8月11日記事更新）