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花粉だけじゃない? 春先のお掃除はハウスダストやダニにも気をつけて

ハウスダスト

花粉対策になるお掃除のコツって?

暖かくなってくると花粉が気になるという人は多いでしょう。この季節、自宅ではくしゃみや鼻水などのうっとうしい症状を抑えて、快適に過ごしたいものですね。
そのためには、家の中の掃除が欠かせませんが、この時期はハウスダストも意外と多いもの。ハウスダストにはアレルギーの元となるカビやダニの死骸やフンが含まれます。特に気密性の高いマンションでは、きちんと掃除しておかないと、梅雨どきにカビやダニの増殖をまねく恐れがあります。
花粉やハウスダストを家の中からしっかりと取り除くには、ちょっとしたコツが必要です。マンションで健康的に暮らすために、花粉に加えハウスダストやダニ対策にもなるお掃除のポイントをご紹介します。

室内の花粉の特徴と掃除のタイミング

目に見えない大きさの花粉やハウスダストは、空気中を漂うためやっかいなものです。家の中から効率よく花粉などを取り除くためには、いつ掃除をするのかがまず大きなポイントになります。それには、室内で花粉などがどう動くかを知ることが必要です。

花粉は、住人の衣服に付着したり、空気に乗るなどして、外から部屋に入り空気中を漂います。その後も、部屋の中で人が動いている間は花粉も空気中を舞い続け、就寝や外出で人の動きがなくなると花粉はしだいに下のほうに落ちていきます。花粉が落ちた状態で掃除をするほうが効率がいいですから、花粉対策を考えて掃除をするなら、朝起きたときや外出から帰宅してすぐ、つまり人の動きによって花粉が舞い上がる前がベストなタイミングといえるでしょう。

空気中での動きに関しては、ハウスダストも特徴は同じですから、同じように起床や帰宅のタイミングで掃除をすれば、ハウスダストやダニ対策にもなりますね。

重点的に掃除したい場所は

家の中には花粉が溜まりやすい場所、付着しやすい場所があり、そのような場所は重点的にお掃除したいですね。花粉が多いとされるのは主に次のような場所で、基本的にはハウスダストが溜まりやすい場所も同様と考えられます。

・部屋や玄関、廊下などの入隅(壁と壁、壁や床が凹になってぶつかるところ)の床周辺
・テーブルやベッドの下などの人が歩かず空間のあいた部分
・窓のレールの溝・網戸
・静電気を帯びた家電製品
・布製のソファ、カーテン、ベッドの寝具

拭き掃除を徹底的に!

ハウスダスト
家の掃除といえば、まず家じゅうに掃除機をかけて……といきたいかもしれません。しかし、効率よく花粉やハウスダストを掃除したいなら、何よりも空気中に浮遊させないことが大切です。いきなり掃除機をかけてしまっては、床に落ちたものを巻き上げ、逆効果になってしまいます。また、ハタキで花粉やホコリなどをはたき落とすのも、最終的には床に落ちますがその前に舞い上げてしまうこととなりますので、厳禁です。そこで、徹底したいのが拭き掃除です。

フローリングの床は、いったんフロアモップで全体を拭いてから掃除機をかけましょう。フロアモップや掃除機はフローリングの木目に沿ってかけるようにします。家電のまわりや部屋の隅・家具の下などの手が入りにくい場所は毛足の長いハンディモップを使って、からめとるようにします。カーテンや布製ソファ、寝具などには、粘着シートタイプのローラーを使いましょう。床よりも高い場所の棚などフラットな場所はぞうきんで拭くのもいいですが、マイクロファイバークロスで水拭きするとより効果的です。家電製品や家具によっては、水拭きが適さないものもあるので、注意してください。また、掃除機をかける時も注意が必要です。同じ場所に何度もごしごしとかけるよりも、数秒かけて1往復させる方が、ゴミやホコリを多く吸い取ることができます。次の場所に移るときは、3分の1程度を重ねてかけることで、ゴミやホコリの吸い残しが減ります。

24時間換気のマンションはフィルターに注意

最近のマンションでは24時間換気システムが導入されているのが一般的です。こうした換気扇のフィルターの多くは花粉対策がされていますが、そうでない場合は対策されたフィルターに交換することをおすすめします。ただし、フィルターが汚れていては効果が期待できないので、適切なタイミングでの掃除が欠かせません。フィルターの掃除や交換の方法、時期は機種によって異なるので、換気設備の取扱説明書にしたがってお手入れをしてください。

このように、ちょっとしたお掃除のコツをおさえるだけで花粉だけでなくハウスダスト対策もできます。花粉シーズンを快適に過ごせるよう、参考にしていただければ幸いです。

《この記事のライター》
大塚 麻里絵
建装工業株式会社 MR業務推進部所属
埼玉県出身 東京理科大学理工学部建築学科卒業
一級建築施工管理技士を有し、大規模修繕工事現場にも従事した経験のある女性技術者・ライター

(2020年2月28日記事更新)

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